学生時代
出身は、古都「奈良」です。
奈良の高校出身で、大学は「関西学院大学」です。
専攻は、「日本語学」です。
大学時代の卒論では専攻した日本語学の「清 きよし」という言葉をテーマに、「源氏物語」「枕草子」での言葉の使い方を研究しました。
みなさま、「清 きよし」という言葉を聞いて、どのようなイメージをお持ちですか?
現在では、「清 きよし」は「清潔である、汚れがない」という意味で使われる言葉ですが、 実は、平安時代では「清 きよし」は最上級の「美」を現す言葉だったのです。
帝・帝のお子様達・帝の正室など、本当にやんごとない身分の方にしか使えない、最上位の美を表す言葉。
「美」に一流・二流があるのも驚きでしたが、一流の美には「清 きよし」を使い、二流の美には、「麗し」「をかし」などを使う、この雅な世界は奥が深く、私は大学で 1つの事を追究する面白さを学びました。